静岡・焼津-免許ぴあ｜令和元年11月10日 ご卒業のお客様からのお手紙

東名自動車学校の皆様へ

　いつの間にかめっきり日が短くなり、朝夕は一段と冷え込むようになりましたが、皆様いかがお過ごしですか。
　10月８日から10月23日までの約２週間、合宿免許でお世話になりましたＫＳと申します。この度は時間の関係でお世話になった皆様方に直接感謝を伝えられずに帰宅してしまったことが心残りであったため、お手紙にてお礼を申し上げる運びとなりました。去る10月30日に神奈川県運転免許センターで本免の筆記試験を受験しまして、無事に普通自動車第一種免許(AT限定)を取得することができました。改めまして、お世話になった皆様方に感謝と御礼を申し上げます。
　さて、私はこれまでの生活の中で運転免許というのを考えたことがありませんでした。神奈川という都会暮らしだから車が無くとも困ることはない。幼い頃から親しんでいる鉄道で遠出をするのが基本・・・と考えているうちに約10年の月日が経ちまして、さらに、平成から令和に元号が変わりまして、私の考えがふと変わりました。父も完全に定年退職をして御年65歳、母も今年で60歳の還暦を迎えました。昨今のニュースや新聞などで高齢者ドライバーによる痛ましい事故が絶えない中、もし父が事故なんて起こしてしまったら・・・と将来的な危機感を募らせるようになりまして、親孝行という名の運転免許の取得の決心がついたのです。
　私の大学時代というのは４年間ずっと人並みに過ごしてきました。特にサークルとか部活動に入っていたわけでもなく、ただ単に単位を取得して卒業論文を執筆して卒業した・・・そんな感じでした。しかし、今回のこの東名自動車学校での合宿免許は、かつて経験することのなかったであろう本当の私の青春時代を手にすることができたのは間違いありません。現役大学生が多い中で年上である私と気軽に接して下さり、インストラクターさんの中には私と同世代という方も数多くいらっしゃいました。２週間という短い期間ではありましたが、学生時代に戻って青春を取り戻すことができたことは一生の財産となることでしょう。
　最後になりましたが、自動車保険(任意保険も含め)の加入も完了しまして、いよいよ本当のドライバーデビューを果たします。この東名自動車学校での様々な思い出を決して忘れることのないように。

令和元年11月10日　ＫＳ